三元九運 2024年~2063年 第九運氣

風水では、第1運から、第2運、第3運・・・第9運と、9つの時代区分が存在し、

20年ごとに氣が入れ替わっていきます。

 

これが「九運」です。

 

そして、この9つの運を3運ずつまとめたものを「三元」と言います。

 

即ち、

 

1運から第3運までが「上元」

 

4運から第6運までが「中元」

 

7運から第9運までが「下元」 で、1サイクルが180年となります。

 

いよいよこの180年サイクルの最期のステージです。

新しい第1運期(2044年スタート)に向け、世界は大きく変わっていくでしょう。

 

現在私たちが過ごしているこの三元九運の始まりは、1864年明治維新の末期でした。

1867年が大政奉還の年だったので、この時期に日本が大きく転換していたことがわかりますよね。

明治維新⇒明治⇒大正⇒昭和⇒平成⇒令和と変化してきたこの160年間、これからの最後の20年を経てスタートする次の2044年からの新たなサイクルで起こる変化は、相当大きいのだと想像ができます。

前サイクルの第九運期は丁度明治維新の最後の20年間で、黒船来航、安政の大獄、桜田門の変などと、大きく揺さぶられた時期でした。

2024年からも前サイクル同様に、これからの時代の急激な変化に備えなくてはいけません。

 

『九』

属性 : 火

方位 : 南

人物 : 次女(中年女性)

身体 : 

事象 : 結婚・火災・美・別れ

動物 : 鳥

 

 

<火・鳥>

「9」という数字はを象徴するもので、上向きのエネルギーを持ち、動物においては鳥の象徴を持つものです。

その為、第9運には航空産業が飛躍を遂げるのではないかと予測できます。

因みに「8」は土に属するもので、第8運において栄えたとされ業界の一つには不動産業があります。中国における不動産バブルは確かに第8運のものです

これからの20年ではきっと、空飛ぶ自動車、ドローン、それに宇宙産業が目を見張る発展を見せるのだと思います。まさに燃え広がるようなスピード感で開発が加速しそうです。

前第九運期の1853年に「近代航空学の父」と称されるイギリスの工学者、ジョージ・ケイリー卿が空を飛ぶという航空産業のきっかけを作りましたね。

 

<次女・中年女性>

「9」は次女や中年女性を象徴します。そのため第九運では、中年女性が活躍する場が増える、中年期の女性リーダーが多くの国や企業で誕生するのではないかと予測できます。

因みに「8」が象徴するものは若い男性、つまり少年~青年期の男性で、第8運においては少年や男性が寵愛を受けたいたものと考えることができます。ゆとり教育から脱ゆとりへと揺れ動き、待機児童問題や、こども家庭庁創設など、子供に大きくスポットが当たってきました。更に、IT産業が発展し、若い男性経営者が注目されるようになりましたね。

前第九運期、1844年~1863年の時期には、女性の地位向上を謡う「第一波フェミニズム」という運動が起こっています。

 

<美>

「9」という数字は「美」の意味も持つことから、中年女性のアンチエイジングなどといった業界の発展、美に対する技術発展も加速しそうです。AIの進化により美しいものが簡単に作れるようになっていくでしょう。

 

<目>

「9」が象徴する「目」に関する産業、つまり視界に関するものであり、火のように実態がないものといえば仮想空間、つまりメタバース産業が飛躍的に発展しそうです。

因みに8が象徴するのは「手」で、この期間にタッチパネルが飛躍的に発展しましたね。

前第九運期には、写真の発展がありました。

 

 

 

<結婚・離別>

「9」には結婚や離別という意味もあります。

卦では「離」と呼ばれ、その形を見ると、上と下に一本(陽)があり、中央に破線(陰)を持つもの。このことからは外面的にしっかりとした強度を持ち、中が空洞であるという形に見て取ることができます。意味は、目で見るもの、ついたり離れたりするもの、氣まぐれ等。
第九運では、この時代の変化に伴う企業、業界の興亡が発生することは間違いないので、変化に対する適応力というものがより求められる時期になりますね。

因みに「8」には変革という意味があり、日本でも政権交代、東日本大地震、コロナ禍などを経て、社会情勢や価値観、生活スタイルが大きく変革しました。

8運の高尚、不動から一転し、九運では変化、見た目が重視されるようになりそうです

 

 

第七運:1984年~2003年 

    ラッキーセブンと言われていたように「7」がラッキーナンバーでした。

 

第八運:2004年~2023

    「8」という数字が末広がり、無限大∞ともてはやされていました。

 

 

 

第九運:2024年~2043

    これからは「9」が注目される数字となります。

 

 

2024年甲辰年

 

2024年「甲辰」はどんな年になる?

 

「甲」が持つのは第1位であり、優勢であることを表す他、まっすぐに堂々とそそり立つ大木を表しています。十干の最初に位置していて、生命や物事の始まりを意味する一方で、硬い殻にこもってまだ発芽しない状態も同時に表しています。

陰陽五行では「木の陽」を意味します。

「木」は生長、柔和、曲直、春の象徴。

「陽」は積極的や大きいといった意味。

つまり「甲」は、急成長、寛大、屈曲、発展といったことを表しているのです。

 

「辰」は十二支の中では唯一の架空の生き物、龍(竜)を意味します。水や海の神として祀られてきた龍は、竜巻や雷などの自然現象を起こす大自然の躍動を象徴するものであり、「龍が現れるとめでたいことが起こる」と伝えられてきました。想像上の生き物“龍()”は「力強さ」や「成功」を象徴していることから、新たな始まりやチャンスの兆しと考えることができます。

また「辰」の漢字の成り立ちは、二枚の貝から足が二本出ている意味があり、「存在しない」と言う意味合いがあります。

蜃気楼でも扱われているように、今までにない存在しない氣づきに氣づかされる出来事も現れやすくなってくるでしょう。

陰陽五行で辰は「土の陽」

木は土の養分を吸い取り、「木剋土」の相剋。
木は、成長や発展、創造を、土は、安定や基盤、実りを表します。
辰の「保守性・堅実性」と甲の「発展性」、この2つのエネルギーがバランスよく調和することで、これまでの努力が実り、新しいことに挑戦したり、新しい環境に飛び込んだりするのに適した年となります。

 

過去の甲辰年にはこんなことがあった

 

60年前 1964年は「九紫火星中宮年」です。

九紫火星は、火であり、太陽を示しています。

 

東京オリンピック開催

東京モノレール開業

東海道新幹線開業

日本武道館開館

太平洋横断ケーブル開通


人が国境を越えて行き来し、新しい技術が広く使われるようになった出来事が多いですね👆

明るく華やかなムードに包まれますが、飽きっぽく、一過性の流行となりやすい年運です。

また、「上を下への大騒ぎ」という言葉がありますが、南北に凶方位があり、社会全体が落ち着かない様子がうかがえます。

まさに、明るく楽しい雰囲気が、世の中を包み込んでいた年だったのではないでしょうか。

2024年も同じように、新しい技術(AIを活用した家電・ロボットなど)の普及や、世界中の人がパリオリンピック(78月開催)で交流できるような年になるのではないでしょうか。

 

 

 120年前の1904は明治37年で、「六白金星中宮年」でした。

六白金星は蔵であり、太陽や天皇などを示しています。

1904年は、なんといっても日露戦争でしょう。

日露戦争は、最終的には、一応日本が勝利したことになっていますが、その実態はかなり苦しいものであったと評価されています。しかし、1904年の時点では、戦況は華々しく、日本軍の勝利が伝えられていました。

また、アメリカではセントルイス万国博覧会が開催され、パナマ運河を起工します。

 

180年前の1844「三碧木星中宮年」で、2024年とまったく同じです。

三碧木星は、芽吹き始める頃、夜明けを示します。

この年、寛政暦から天保暦に改暦されました。どちらも太陰太陽暦の暦法(和暦)です。

世界史の中では、モールスが、ワシントン-ボルチモア間で電信機の実用化に成功しています。

目立った、大きな事件はありませんが、一歩前進するような氣配があったことが感じられます。

 

 甲」のスタート、「辰」の成長、「三碧」の芽吹きと、物事の始まりをイメージするエネルギーが重なるので、「成功の芽が成長し、姿を整えていく」という傾向の表れかもしれませんね。

 

 

 

さて、2024年は玄空飛星派(フライングスター)における大きな切り替わりが起こる年です。
まさに180年周期の最後の20年間「第九運」に24日から移行しました。
これについては別に投稿いたします。

2023年2月4日

 

2023年癸卯年

 

2023年は四緑木星中宮の卯年です。
これは36年に一度巡ってきます。
そして卯は卯でも「癸卯(みずのとう)年」
合わせると180年に一度巡ってきます。

「癸卯」年とはどんな年なのでしょうか?

 

「癸(みずのと)」は天干と呼ばれる十干の最後に位置し、【物事の終わりと始まり】を意味します。

また、「揆(はかる)」という文字の一部であることから「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味だと言われています。


「卯(う)」はもともと「茂」という字が由来といわれ「春の訪れを感じる」という意味です。

また、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があると言われています。

この2つの組み合わせになる「癸卯」には、

【これまでの努力が花開き、実り始める】といった様子がうかがえますね。

 

卯年はウサギなので「飛躍」や「向上」の年

2023年の卯年は、今までの数年間から大きく「飛躍」し、私たちの生活が大きく「向上」する年になって欲しいものです。

 

また九星気学でみると
2023年は物事を整えるパワーを持つ「四緑木星」が中宮となります。
2022
年は「五黄土星」で破壊と再生、波乱の多い年でした。2022年に比べると2023年の方が穏やかです。


「四緑木星」には整うという意味があるので、今まで日の目を見なかった人や、着々と努力を重ねてきた人は、良い結果が返ってくるチャンスでもありそう。

 

また、四緑木星は方位で見ると辰巳(たつみ)の方角。龍(辰)と蛇(巳)と言えば両方とも長くにょろにょろとしていますよね()

これは木の枝が伸びていくような様でもあり【風】を象徴します。

 

その為、コミュニケーションを司る星でもあります。

「信用」や「信頼」「つながり」が大切なキーワードになりますよ。

特に、通信上のやり取りを通して深い信頼関係が築かれるので、メールやSNSを積極的に活用してみると良さそう。

 

伸びやかに氣が上に上るので、人々のエネルギーは「陽氣」になります。フットワークが軽くなり、「これまでやってこなかったことをどんどんしていこう」という動きが高まります。そして、新しいトレンドが次々と生まれてきそう。

 

伸びるという特徴から、遠方に出向く人も増えるかな。

 

経済の動きも活発化して、五黄年でうまくいかなかったことが、嘘のように成功することも。それほどガラッと変わった一年であり、風のように行動することが成功を掴むキーとなりそうです。

 

しかし、慎重に行動したい怖さも持ち合わせています。噂話は風に乗って広がりやすいですから、人の軽口に乗ってしまわないよう注意しましょう。
噂による流れから、一般社会でも喧嘩や怪我、お金に関するトラブル、大規模な決別の暗示があります。大企業の不祥事が発覚したり喧嘩別れしたりと、疑惑が持ち上がることもありそうです。

 

2023年は情報や通信、インターネットなどの世界が良くも悪くも活発になるので、何を選び、何に力を注ぐのか?これを明確にすることが求められる一年ですね。

変化は少しずつ、にょろにょろ長く続く模様です。

 

十干の「癸」は水氣の性質を持ち、十二支の「卯」と中宮の「四緑木星」の木氣を支えます。

五行において「水」は「木」にエネルギーを注ぐ役割を果たすので水生木で表します。

 

総合的に見ても2023年は上昇氣流の運勢といえます。上に伸びる運氣の波に乗って行動を起こせば、望む結果が得られるでしょう。


さて、

お馴染みの過去の癸卯年はどうだった?です👆

1963 60年前の癸卯年)

1960年に所得倍増計画を打ち出し推進してきた池田勇人首相が、年末に第3次内閣を発足させました。
・アメリカで、ケネディ大統領暗殺事件が起こった。

・東大の卒業式の告辞で、総長の茅誠司氏が「小さな親切」の重要性を訴え、その実践例がメディアによって報じられたことから、「小さな親切運動」が展開されるようになった年なのだそう。

鉄腕アトム放送開始[196311/昭和38年]

 

1903年(120年前の癸卯年)

・日本で小学校令が改正され国定教科書制度が取り入れられる。

・愛知県で乗合自動車営業取締規則が公布、日本の運転免許制度の発祥とされる。

・パナマがコロンビアからの独立を宣言。

・パナマ運河条約がアメリカ合衆国とパナマ共和国との間で締結され、パナマ運河のアメリカ管理とパナマ運河地帯の永久租借地化が決定。

・ライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功。

 

1843年(180年前の癸卯年 四緑木星中宮)

十二代将軍家慶時代

・イギリスのパディントン - スラウ間で世界初の電報業務を開始。←四緑っぽい!

・ハワイ王国がイギリスとフランスから公式に独立国として承認される。

 

1783年(240年前の癸卯年)

十代将軍家治時代

・アメリカ独立戦争スペインがアメリカ合衆国の独立を承認。

・フランスのモンゴルフィエ兄弟が世界初の熱気球無人飛行を実施。

・アイスランドでラキ火山が噴火。火山灰などの影響により、数年にわたりヨーロッパが異常気象となる。

・浅間山が大噴火。(天明大噴火)天明の大飢饉の一因となる。

・アメリカ独立戦争の講和条約であるパリ条約が調印される。独立戦争は終結し、イギリスはアメリカ合衆国の独立を承認。

 

1723年(300年前の癸卯年・・古すぎてこれ以降は調べきれない💦

八代将軍吉宗時代

・小石川養生所が開設される。

・復活祭の日にイースター島が発見される。

・清がキリスト教を禁止する。

 

1663年(360年前の癸卯年で四緑木星中宮)

四代将軍家綱時代

オリヴァ条約でポーランドとスウェーデン間の戦争終結。

イングランドでチャールズ2世が即位( 王政復古 )。

 

 

1603年(420年前の癸卯年)

江戸幕府創設[1603/慶長8年]

・征夷大将軍、日本橋が架けられる

 

1543年(480年前の癸卯年)

・鉄砲伝来[1543/天文12年]

 

 

どうでしょうヾ(≧▽≦)ノ
上昇氣流に乗るような、新しい扉が開くようなそんな出来事も起こっていますね。

 


2022年2月1日(火)

 

2022年壬寅年

2月3日節分の豆まきの翌日

『立春』を迎えると、

いよいよ本格的に2022年がスタートします。


その前に、

2021年『辛丑(かのとうし)』はどのような年だったのでしょうか?


以前の投稿を振り返ってみると

丑は五行では土ですが、土には変化の意味があります。
辛の金は切り捨てる、浄化するという意味があります。

辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年になるのかもしれません。

新型コロナウイルスの蔓延で、まだまだ耐え忍ぶ年になりそうですが、地道に耐えて進むことで新たな発展へと繋げる年にしていきたいですね 。」と書いていました。

ほぼ1年を通して緊急事態宣言が発令されていて、秋になりやっとコロナが治まってきたかと思えば、年明けにまた新たな株が出てきて動くに動けないような、まさに『辛い』&『牛歩』のような年でしたね
💦

さあ、土用が明けて立春を迎えると、ようやく新しいエネルギーが入ってまいります
もうご存じかとは思いますが『壬寅』の年です。
干支の組み合わせは60種類あるので、60年に一度巡ってまいります。

天の氣である天干『壬みずのえ』は「水の陽」
水といっても色々ありますが、壬は大きな水なので「海」や「湖」「大河」のイメージです。
何事もなければ穏やかで何もかも包み込むような包容力がありますが、ひとたび何かが起こると怖い!台風や嵐、津波や氾濫にもなり得ます。

 

季節でいえば真冬。

真冬と言っても何もかもが死に絶えているわけではなく、新しい生命をはらむときであり、土の中で種子が発芽の時を待つ状態を言います。

「壬」の付く漢字に「妊」がありますが、それは上記のような状態を表しています。
また「任」という漢字があります。
何事にも責任を持つこと、任されたことは責任を持って務めること、

また、人に任せるという意味もありますね。

 

一方、地の氣である地支『寅』は「木の陽」

方角においては東北東、時刻では午前35時を指します。

寅は十二支の3番目で、「子年」に新しい命が種の中で芽生えはじめ、「丑年」には種の中で育ち、「寅年」では春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態だとされます。
真夜中が過ぎ、だんだん遠くに光が見え始める、そんな状態でしょうか。

 

『寅』はもともと「演」が由来といわれ「人の前に立つ」とか

「演」と同じ読みの「延(えん)」から「延ばす・成長する」という意味を持っています。
『決断力と才知』の象徴とも言われていますよ。

この天干と地支の組み合わせを見ると

『厳しい冬を耐え、生命力があふれ、新しく物事が動きだして芽を出しはじめる』
そんな1年になりそうです。
2022
年は何事にも責任が付きまとうので、無責任な言動にはご注意を。


虎は千里の道を一夜で帰るといわれ、その為か旅立ちや門出には寅の日を選んだり、また金運を育てるといわれていますよ。


更に九星気学における『五黄土星』の年でもあります。
帝王星と言われる五黄土星は大変強く「周囲を圧倒するパワー」を持ちます。十二支の「寅」の「強い正義感と信念、行動力」が合わさり、社会の動向も強力になりそうです。
『壬』も大変強い「枠を破壊する」「常識を破壊する」そんなエネルギーを持つので、思いもしない分野の台頭や、驚くような方法が世の中に出てきそうですね。

それでは、過去の壬寅の年はどうだったのでしょうか?
上記のキーワードを頭において覗いてみましょう
👆
(五黄の壬寅年は180年に一度巡ります)


1962年(昭和37年) 60年前 

■ ザビートルズ・レコードデビュー

■ 首都高1号線開通

■ 東京タワー完成

■ ジャニーズ事務所 創業

1902年(明治35年) 120年前 

■ 第一次日英同盟・調印発行

■ 北海道旭川市-40を観測

■ 江ノ島水族館 開館

■ 八甲田雪中行軍 遭難事故

■ 戦艦「三笠」竣工

 

1842年(天保12年)180年前 五黄土星

■ 天保の改革 江戸幕府株 仲間解散令を発布

■ 江戸幕府 異国船打払令廃止

■ アヘン戦争終結

■ クロフォードロング初麻酔手術

 

1782年(天明2年)240年前 

■ 天明の大飢饉

■ 桑名地方台風で大洪水

■ 示申昌丸遭難事件

 

1722年(享保7年)300年前 

■ イースター島を発見

■ 上米の制が発布

 

1662年(寛文2年)360年前 五黄土星

■ 若狭地震発生

■ 寛文京都地震発生

 

1602年(慶長7年)420年前 

■ 小倉城建城開始

■ 徳川家康二条城の修復開始

■ 江戸幕府成立

 

1542年(天文11年)480年前 

■ 天文の乱 勃発

■ 徳川家康誕生

 

1482年(文明14年)540年前 五黄土星

■ 信濃で大雨洪水続発

■ 大内山口事件が勃発



徳川家康は壬寅の年に生まれ、60年後の壬寅の年に江戸幕府が成立したのですね!
振り返ると洪水や地震、飢饉などの天変地異も起こっているので、備えは大切になってきそうです。

 


2021年は辛丑(かのとうし)

 

辛丑を陰陽五行で読んで、どのような1年になるのか予想してみましょう。


天の氣である天干「辛かのと」は「金の陰」
季節でいえば晩秋。

植物なら枯れている・・というか、地面に落ちて次世代の種を大地に還す途中といった状態です。


「辛かのと」という漢字は、刺青をする針を表した象形文字なのだそうです。

針で刺すことから身体的な苦痛を表す言葉に当てられ、ツライ、カライ、ヒドイなどの意味を持つのです。

これらのことを考え合わせると、「辛かのと」はゆっくりと衰退していく、痛みを伴う幕引きを感じさせられますね。

地の氣である地支「丑うし」は「土の陰」

発芽直前の曲がった芽が種子の硬い殻を破ろうとしている状態で、命の息吹を表しているそうです。

「丑うし」は中国で生まれた漢字で、本来の意味は「からむ」という意味があって、
手の指に力を込めて曲げた形を表した象形文字なのだそうです。
元々は、ひねるや曲げるといった意味で使われていましたが、作業の準備段階も表していることから、「はじめ」といった意味が派生してきました。

種の中に今にもはち切れそうなくらい生命エネルギーが充満している芽が、伸びることができない!そんな状態を表しているのですね。


後に覚えやすくするために「牛」の意味が与えられました。

「牛」は古くから食牛や乳牛、耕牛と呼ばれ酪農や農業で人々を助けてくれる存在として重要な生き物でした。大変な農業を地道に最後まで手伝ってくれる様子から、丑年は「我慢(耐える)」や「発展の前振れ(芽が出る)」を表す年になると言われていますよ。

 


1
年を十二支で見ると「丑」は1月になります。暦の上では24日(2021年は3日)立春を1年のスタートと見ますので、丑は明らかに「終わりと始まり」を表わしていますよね。


これらから、天の氣「辛」と地の氣「丑」の組み合わせの2021年はどんな年になるのでしょうか。


丑は五行では土ですが、土にも変化の意味があります。
辛の金は切り捨てる、浄化するという意味があります。

 

辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年になるのかもしれません。
新型コロナウイルスの蔓延で、まだまだ耐え忍ぶ年になりそうですが、地道に耐えて進むことで新たな発展へと繋げる年にしていきたいですね 。

過去を見ると
10年前の辛の年は、2011年、東日本大震災が起こりました。
地支が「卯」なので「木の陰」です。
金剋木:天の氣が刃物となって地上の氣である木を切り倒しているイメージ。


20年前の辛の年は、2001年、アメリカ同時多発テロが起こりました。
地支が「巳」なので「火の陰」です。
火剋金:地上が燃え上がり、天の氣を溶かしてしまうイメージ。

それでは
60
年前の辛丑の年、1961年はどうだったのでしょうか・・・

調べてみました!

世界情勢

*冷戦まっただ中にあり、ソ連とアメリカが、宇宙進出競争をしていた頃になります。

*人類初の有人衛星ソビエト連邦宇宙船ボストーク号1号がユーリィ・ガガーリン飛行士を乗せ地球一周に成功、

*大韓民国で軍事革命委員会によるクーデターが発生(5・16軍事クーデター)、

*東ドイツが東西ベルリンの境界を封鎖(後に境界線上に壁を建設)、

*史上最大規模の水爆ツァーリ・ボンバの爆発実験

*サベナ航空548便墜落事故発生、

*上を向いて歩こう アメリカで1

1961年は、ジョン・F・ケネディが、アメリカ大統領に就任した年です。

 

日本国内
NHK「連続テレビ小説」と「みんなのうた」がスタートする。

*大阪環状線全通、

*農業基本法公布、

*トヨタ自動車が大衆車(パブリカ)を発売(ヴィッツの礎)、

*愛知県名古屋市の大衆劇場「御園座」が火災により全焼、

*日光東照宮薬師堂が火災焼失、

*嶋中事件(右翼少年が引き起こした凶行)、

*第一次西成暴動(日雇い労働者による暴動事件)、

*第1回非同盟諸国首脳会議、


・暴動あり
・新しい試みへの取り組みあり
・新しい次世代の団体・グループの創立(わりと長年続く)
・政治(特に国政)の分岐点

という出来事が多いことがわかります。

2021年は「土」の五行に分類される象意である農業や技術、IT、にとっては何かしらのサポートを得やすい時ですね。
新しい団体・グループの立ち上げ、実験なども長期的に活躍する、長続きしやすいのではないでしょうか。


全体的には人々の精神もシビアになり景気がすぐに回復するのは困難かもしれませんが、まずは今できることをする、時代に適応する動きをとること、が大事だと思います。


土が金を生み出す関係。地である下から天である上を見据える時。
転換期だからこそ、下を向かずに上に向かって挑戦する時。

上に手を伸ばして、何かをつかもうとする時。

今まで固定したものを動かす時。

 

転換期の挑戦は、多少の「つらさ」が付きものですが、笑顔で乗り切ってまいりましょう。

 

 


 

2020年はどんな年?』

 

十二支で子(ね)の年がスタートいたしました^^
子といえば、十二支のトップバッターですね
🐭

子を植物の成長にたとえると
植物の種の中に生命が宿って、これから成長していく状態です。

その為、子年はさまざまなことが新しく始まるといわれますよ


さて『十干十二支60干支』という言葉を知っていますか?

簡単に説明すると

十二支は『地のエネルギー』

十干は『天のエネルギー』

これらの組み合わせで、私たち自身の持つエネルギーも世の中に流れるエネルギーも説明することが出来るのです。


なんせここ地球は『地』なので、私達は地のエネルギーである十二支には馴染みがあります。
しかし、天のエネルギーはここのところ馴染みが薄くなってきて、ご存知のない方も多いようです。


地球上の全ての存在は天からのエネルギーを存分に受けて生まれ、
存在しています。

その為、無視することは決してできません。


2020
年の天干は『庚(かのえ)』といいます。

 

庚を植物の成長にたとえると
成長を終えた草木が、花を咲かせて種子を残す準備に入る状態です。

2019
の己(つちのと)までに完成した自分から、不要な価値観をそぎ落として新しい環境へ対応する体制を整える段階なのです。


氣が付きましたか?

 

そう、『子』も『庚』も次の世代の準備に入る「種子」がキーワードですね。

天のエネルギーも地のエネルギーも「新しい局面に入る」ことを意味するので、今年は変化の年になりそうです。

 


また陰陽五行でみると、庚は『陽の金氣』、子は『陽の水氣』
金生水で相生の関係といわれます。

これは、天の金氣が地上に水氣をどんどん発生させる関係です。


そこで、60年前の庚子がどんな年だったか調べてみました。


1960
年には安保闘争で大学生・高校生が街頭デモに多数参加して、社会が大揺れ。池田内閣が誕生します。
経済は順調で、池田内閣が「所得倍増計画」を掲げたのもこの年です。
東京タワーもこの年に完成しました。


そう考えると、2020年も新しい種子に生命が宿り、新しい時代、新しい自分への変化を表わす年になりそうです。


ただ、60年前の高度成長期とはちょっと違います。


玄空飛星派風水でみると、1960年は丁度第五運から第六運へ移行する過渡期。

天災や大事件が起こりやすい五のエネルギーから、飛躍する六のエネルギーに変わる時代でした。

 

一方2020年は第八運から第九運へ移行する過渡期。
大きく変化し景色が一変する八のエネルギーから、全てが白日の下に晒されて輝き、そして離れるという九のエネルギーに変わる時です。


高度成長期なら、天から地へ注がれる水は下々まで潤すという性質から、その時代「全員中流階級」といわれたように、皆が豊かさに手が届きました。

しかし、少子高齢化社会となり成長が止まっているように見える今の日本では、もしかしたらどんどん注がれる水は、水の持つ冷たさ、暗さといった性質が強く現れるかもしれません。

 

 

 

とにかく、2020年は残すべきものを見極めるべく、今までのやり方や在り方と向き合うことが必要になってきそうですね。

皆さまにとって、充実した1年となりますように(^.^)

 

 


2019年己亥>


 

「亥」は十二支の最後にあたり、季節で言うと冬(旧暦10月、新暦11月)、時間で言うと21時~23時、

陰陽五行で言うと陰水です。
意味としては、「草木の生命力が種の中に閉じ込められている状態」。

来る時に向けて確実に準備を行っていく粘り強さを表わします。


 猪突猛進という言葉があるように、勇気を持って熱心に物事に取り組めるとか、

自分の意志を貫く意味があります。

 

「己(つちのと)」は陰陽五行で言うと陰土、エネルギーの流れで見ると「草木が十分に生い茂って整っている状態」を表わしています。
これは、物事の道筋が整うという事です。


これを合わせると、2019年は

来るべき時に向かってスキルアップ、自分磨き、準備をする時だという事がわかります。



天干陰土×地支陰水

天のエネルギーが地のエネルギーを剋すと読みます。

状態は、湿った冷たい土。


天の土が地の水を濁らせ塞き止める状態、上が下を抑えるとも言えます。


それでは、60年前の己亥の年(1959年)はどのような年だったのでしょうか。

調べてみましたよ^^


丁度岩戸景気と言われる高度経済成長の時代でした。

安保、労働問題、公害訴訟などのデモも多く、デモ隊が国会議事堂の中に入ったり

 

伊勢湾台風による大災害も起こりました。
そして、なんといっても皇太子殿下と美智子様のご成婚。



 


60
年前に民間から皇室に嫁がれた美智子様が、同じ己亥の年に退位される天皇陛下と共にお役目が変わることを考えると、

時の持つエネルギーの巡りを感じざるをえません。

また、デモは地のエネルギー、台風は天のエネルギーです。

地のエネルギーは猪突猛進、暴走し、天のエネルギーは地を剋するように抑えつけたと解釈することができます。


「亥→核」のような起爆・爆発を象徴するのです。


それを考えると、基本的に荒れる年になりそうです。


地のエネルギーでもある私達は、規律を守り、暴走せず、わがままに突っ走らなようにする必要がありそうです。

そして天災には充分に注意すること。


また、1959年はアジアで初めてとなる東京オリンピックが決まった年であり、世界的に注目され、評価された日本人が数多く出た年でもあります。


集団や組織の中で反発したり戦うのではなく、自分自身の力を存分に出していくと良いのかもしれません。

「亥→核」を自分自身の中核と考えてみてください。


しかも「己(つちのと)」とは個人を表わす「おのれ」と読みますからね。


抑えつけられるところで反発するように勝負するのではなく、自分が評価されるところで力を存分に発揮すると良い年になりそうです。


上を見ても抑えつけられます。

横とのつながりを整えて行くことが肝心ともいえます。

企業が副業を認め始めているのも、この流れですね。

波長の合う、刺激し合える人間関係の中で自分らしさに磨きをかけていくと良さそうです。


九星氣學では、八白土星が中宮に入ります。

中宮とは「天地万物の根拠」「太極」を意味します。


八白土星は「結実」を象徴し、これまでの生き方においてそれに相応しい結果が見える時なのです。

結実の時は良くも悪くも二極化して現れるのですが、精神面、経済面含めて一度立ち止まって確認し、メンテナンスを入れる必要があります。

また、山にたとえられる八白土星です。目の前の景色がガラッと変わるという意味もあります。既に年号が変わり、新しい天皇の即位が決まっていますので、その意味が実感できますね。税率も変わりますよ。


八白土星もまたコツコツと努力をして成し遂げることができるエネルギー。

勢いは強く、軌道修正が必要な場合は方向転換も出来ます。


全体的に見ると、物事を拡大するよりも「充実」させていくことが2019年には求められるように思いますね。また、これまでの価値観が大きく変わるような事も多く起こりそうです。


因みに1959年は五黄土星が中宮でした。

八白、二黒に比べても最も強い土氣を持っていたので、大きな変革、変化、災害を指していました。

その為、2019年が60年前と全く同じかと言えば、そうではないのです。


皆さまにとって、2019年が充実した年となりますように。




<2018年は戊戌つちのえいぬ>

天干の戊も、地支の戌も「陽の土」同士

陽と陽が重なるので「土」の勢いが増すと考えられるのです。

地震などはちょっと気を付けないといけないのかもしれないですね。


因みに

丙午ひのえうまは「陽の火」同士で、火の勢いが増すことで有名。


土は万物を育みますから、土台であり足元を整えるべき年と考えても良いと思います。


皆さんは土用をご存知ですか?

春夏秋冬、季節の変わり目にある「土」の気が強くなる時期です。

土土の2018年はまさに土用、変わり目の年なのです。



 

また九星気学では九紫火星が中宮の年。
九紫火星はすべての結果が出る、離れる、分かれると言う象意があります。


それを考えると

当然と思われたものが離れて、新しいものが台頭する年。

過去の慣習やしきたり、ルールに縛られないと言う変化が起こる年。

 

主役が変わる、仕組みが変わる、スポットライトの当たる場所が変わる。

そんな一年になりそうですよ
🐶

干支を調べてみると

戊(つちのえ)は「茂が語源で、草木が繁盛して盛大になること」

 

戌(いぬ)は「切るという意味で、草木が枯死すること」

と言う事は、この組み合わせだけ見ても

「一方が枯れて、一方が盛り上がる」を表しますよね。


では60年前はどうだったのでしょうか?



 

<1958年の戊戌>
天皇陛下のご婚約・岩戸景気・1万円札発行

 

東京タワー完成・インスタントラーメン発売

まさに高度成長期真っ只中で、過去の常識を打ち破る変化が起こっていますね!


時代は違いますが、2018年、今のまま現況維持・・・では「離」の作用が起こりかねませんね。



皆さまにとって今年はどのような年でしたか?

1年の締めくくりの日に

ちょっと振り返って見るのも大切かと思います
🐓


 

そして、
来年どんな1年になるかをしっかりと頭にイメージしてみると、きっと最倖の引き寄せができますよ🐶


ここからは私の話し🐯💖

個性心理學で私は「海洋」のリズム。

このリズムの人は「転換」と言う一年に入ります。



 

しかも、九星気学では四緑木星の私、
2018年は九紫火星のポジションに廻座します。


良いも悪いも結果が表に現れ、そして

ライフスタイル・・・生き方・・仕事・・何かと変化が起こりそう。


「変換!」「手離せ」と言うキーワードばかりで()どうしましょう(*^^*)


 

変化を楽しみ、変化を恐れず新たな展開で地盤を固める!
そんな年にしたいと思います。